クロモグリク酸吸入液(DSCG、商品名インタール等)は肥満細胞の脱顆粒を抑制する薬である。直前に1回吸入するだけで運動や抗原吸入によって引き起こされる気管支収縮を軽減できる。しかし、その効果は吸入ステロイドに劣り、また発作の治療に用いることもできない。非アトピー性が多い成人の喘息では用いる機会はかなり少ないものの、アトピー性が多い小児喘息では比較的効果があり有害な副作用がないということもあり小児科では非常に好まれる薬物である。クロモグリク酸吸入液は(20mg/2ml)で1回1Aで一日3回?4回、電動式ネブライザーを用いて治療を行う。
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吸入ステロイド薬の使用が困難である症例においては単独で使用されることもあるが、一般的には吸入ステロイド薬の代替薬ではなく併用薬として使用する。運動誘発性喘息、アスピリン喘息、鼻閉を伴うアレルギー性鼻炎や月経困難症及び子宮内膜症の合併では特に使用を考慮する。効果が発現し自覚症状が改善するには2週間ほどかかる。アトピー性が多い小児では好まれる場合がある。ブランルカスト、モンテルカストがあり、小児の場合はブランルカストは1歳以上に適応がある。カプセル(112.5mg)とドライシロップ(10%)の製剤が知られており7mg/Kg/dayで最大量は450mg/dayである。朝夕に分服することもある。モンテルカストはチュアブル錠(5mg)が販売されており6歳以上では適応があり、一日一回就寝前に投与されることが多い。
抗アレルギー薬
スプラタミド、ケタスなどといった化学伝達物質阻害剤、ケトチフェン、アゼラスチンといった抗ヒスタミン剤なども処方されることがある。one airway one diseaseという考え方が提唱されており、喘息とアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎を同時に治療すると効果的と考えられている。